昨日は、問題解決プロジェクトの授業でクラス内予選が行われました。正直、先週までは「間に合うのかな?」という感じだったのですが、みんな驚異的な仕上げで、「おー!」思わせるものに持ってきていました。
チーム間は互いにライバルであると同時に協力者という関係もあるので、フィードバックを送り合います。前期まではこれをSlackでやっていたのですが、今期はCAたち(開発担当学生スタッフ)の提案で、あえて付箋紙に書いてもらうことにしました。
で、その結果についてあるTA(授業運営学生スタッフ)が授業後のミーティングで「休み時間になったらみんなその班のところに付箋紙を持って行っていたんですけど、ただ渡すだけじゃなくて『○○なところがすごく良かったよ』とか一言かけている人たちがいて、おー良かったと思いました」と報告してくれました。
これはまさに狙いの一つだったので、CAたちはニコニコでした。プロジェクト佳境になるとチーム内にこもりがちなので、もっと他の班のメンバーとも一体感を作りたい、との問題意識があったのでした。ともするとデジタルの方が進んでいると最近はなりがちですが、目的によりますよね。
あと、この報告をしてくれたTAは来期は開発担当(CA)になる予定なので、今からこのあたりの意図をよくつかんでくれていることを心強く感じます。
また、こういう細かいことの積み重ねがチームやクラスの雰囲気を作っていくので、いずれは受講生にも「そういう意図があってこうしていたんだよ」という話をしたり、自ら発見してほしいと思っています。
写真は、クライアント企業のみなさんからフィードバックを受けているところです。本選に進まなかった班も、もう1週がんばってその成果をクライアントさんに見ていただくことになっています。あと1週間がんばって!
(早稲田大学グローバルエデュケーションセンター 高橋俊之)